こんにちは。今回は大腸の話です。
女性で多い疾患の1つに便秘があります。下剤を使ったり、ヨーグルトを摂取したり、いろいろと対策してる方も多いと思います。中には大腸検査する方もいるかもしれません。その検査の時に大腸が真っ黒だったらビックリしますよね!
大きな病気なのかな…?
それは『大腸メラノーシス』
大腸が黒い状態は『大腸メラノーシス』という名前が付いています。これは大腸の色素沈着のことで、病気ではありません。そのため、大きな病気につながるわけではないですが、大腸の動きが悪くなるため、便秘の原因の1つといえます。
この大腸メラノーシス自体の原因は、センナや大黄などのアントラキノン類の長期投与です。
数ヶ月ほど取り続けると起きてしまいます。
刺激性下剤であるセンノシドやピコスルファートNaなどを定期処方で飲み続けていると、徐々に効果が悪くなってきてしまいます。これは大腸メラノーシスが起きている可能性があります。
アロエも注意!
アロエもアントラキノン類のため、アロエを含んだヨーグルトや健康食品などを毎日食べ続けていても起きてしまいます。薬だけではなく、食品の中にも含まれているので注意が必要です。
ちなみに、摂取をやめれば6ヶ月から1年半程度で色素沈着は消失します。
患者さんの著好品の中に上記のようなアントラキノン類が含まれていたらお腹の調子を伺ってみてもいいかもしれません。