こんにちは。
今回のテーマは蜂蜜です!
甘くて美味しいですよね。私も息子も大好きです(^^)1歳以下の幼児には摂取厳禁ですが、いろんな世代に愛されてますよね。さて、近年蜂蜜には色々な効果があると言われています。今回はそれについて考えてみました。
抗菌作用
ここ数年で有名になった蜂蜜があります。『マヌカハニー』です。
マヌカハニーは昔からニュージーランドで民間療法の一部で使用されていた蜂蜜です。抗菌作用があると言われ、世界的に有名となりました。
そこで、こんな論文を見つけました。
『純粋ハチミツが必ずしも抗菌効果をもつとは限らない』(Pure honeys may not necessarily have antibacterial effect)
これによると、マヌカハニーにカナマイシンほどの抗菌作用があるのは確かですが、一般的な蜂蜜にはそのような効果は見られなかったそうです。
「蜂蜜ならなんでも良いと思ってた!」と思われる方もいると思います。そうでは無かったんですねー。味も種類によっていろいろ異なりますので、効果も異なるようですね。マヌカハニーは高級品。それほどの効果がある、ということでしょうか。。。
咳にも効く?
蜂蜜は日本薬局方にも記載があるため、“薬”と言われてもおかしくはありません。ただし、薬局方で効能効果は『栄養剤、甘味剤、口唇の亀裂・あれ』と記載があります。咳への効果の記載はありません。
しかし、中国で古来から知られている薬膳の世界では、蜂蜜には“肺を潤し、咳を鎮める”効能があると言われています。そしてこんな論文があります。
『子供の急性咳のための蜂蜜。』(Honey for acute cough in children.)The Cochrane database of systematic reviews. 2018 04 10;4;CD007094. doi: 10.1002/14651858.CD007094.pub5.
これによると、蜂蜜には咳止めのデキストロメトルファンと同等程度の効果があると記載されています。
これはすごい効果ですね!
ただし、咳が発生したばかりのタイミングで摂取すると比較的和らいだようですが、咳発生から3日以上続く場合やひどい咳の場合は効果が見られなかったとのこと。要注意です。
で、実際は?
論文が出ていますが効果は人それぞれ。絶対に全員に効く薬などないのです。
ということで、私自身が試してみました。
私は元々喉が弱いようで、数年に1度咽頭炎になって、1週間ほど声がかすれ声しか出なくなることがあります。もう人生で4回ほどあります(笑
そして私の場合、咽頭炎になる前に前駆症状がありまして、それが『喉のイガイガ』です。イガイガしたのに放置すると、1〜2日程度で咽頭炎になっちゃうんです。今までは喉飴を1日中舐めてると、咽頭炎を回避できていました。
で、先日、また喉がイガイガしてきたので、今回は蜂蜜を摂取してみました。
紅茶に混ぜたりしても良いようですが、私はティースプーンに1杯程度を、喉がイガイガしてきたタイミングで直接飲みました。1日3回ほどでした。
すると、次の日にはイガイガが少し改善され、数日で元通りになりました!
イガイガしてきたら“必ず”咽頭炎になっていたわけではないので、今回はたまたまかもしれませんが、個人的には満足な結果です。なぜなら、のど飴をずっとなめてるのは辛いのです。。。私の体には合ってるのかもしれないので、今後もイガイガしてきたら蜂蜜を飲むようにしようかな、と思います。
今回の記事は、私の個人的見解が強いので、「そういう人もいるんだな」と思っていただけると幸いです(^^)
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