キノコでビタミンD取りましょう

こんにちは。今回はキノコのお話しです。

しいたけ、えのき、まいたけなど、キノコには多くの種類がありますね。実はキノコにはビタミンDが豊富に含まれています

よく『シイタケにはビタミンDが豊富』と言われているのですが、日本食品標準成分表を見るとシイタケだけでなくキクラゲ、エリンギなど、他のキノコもビタミンDはたーくさん含まれていますよ!

ちなみに、生シイタケよりも乾燥シイタケの方がビタミンDはとてもたくさん含まれています!
(100gあたりのビタミンD:乾燥シイタケ→12.7μg、菌床栽培生シイタケ→0.4μg)

ビタミンDはどうして大切?

『ビタミンDが多いと何か良いことあるの?』と思う方もいらっしゃいますよね?なにが大切なのか?

ビタミンDには、骨を強くするカルシウムの吸収を促す作用があります。

骨粗鬆症の予防のためにカルシウムだけではなく、ビタミンDも大切ですね。同時に摂取すると良いと思います。

もっとビタミンDを増やそう!

人は、日焼け止め塗ったり、室内にずっといたりして日光を浴びない生活をしているとビタミンD不足になりやすくなります。これは、ビタミンDが日光に含まれる紫外線によって生成されるためです。

なんと、これはキノコでも同じようなことが起きます!

生シイタケをひっくり返した状態で日光に20〜30分ほど当てると、ビタミンDが7〜10倍に増加します!なんとうま味成分も増えちゃいます!

生シイタケは、肉詰めを作ったり、お鍋に入れたりと色々と料理に使えますよね!これからは料理前に少しだけ日光に当てるようにしましょう!

薬膳の関連記事
  • キノコでビタミンD取りましょう
  • スパイスの効能
  • 【薬膳】四(五)性とは
  • 【薬膳】五味とは
おすすめの記事
ポリファーマシーを防ぐには①入院時
コラム
例えば薬A、B、Cを内服していたとします。すると、とある症状が出てきました。それは薬Aの副作用だったのですが、Drは気づかず、その症状を抑え...
【再確認!】オメプラゾール
薬の復習
第2回目の薬剤は「オメプラゾール」です。今回は内服ではなく、注射についてです。 PPIとしてよく使用されている薬の1つですが、注意点はいくつ...
桂枝加芍薬湯と小建中湯の違いは?
医療
ある日、Drに質問されました。 「うちの小学生の息子が過敏性腸症候群っぽいんだ。同僚の漢方専門医に話してみたら『それなら桂枝加芍薬湯か小建中...
骨粗鬆症の注射剤まとめ
医療
こんにちは。今回は骨粗鬆症の注射剤についてまとめてみました。骨粗鬆症の薬っていっぱいありますよね。『週に1回』『起床時内服』のように、特徴的...
薬膳アドバイザー取りました!
コラム
こんにちは!今回は私の雑談になります!笑 東京カルチャーセンター(※)さんが行っている『薬膳アドバイザー養成講座』を受けまして、見事【薬膳ア...
わたしの本棚(3)
わたしの本棚
こんにちは。 今回はなんと!漫画です! 『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 荒井ママレ作 』 これはもう言わずもがなって感じですね...